無印良品「植物発酵液 薬用スカルプシャンプー」レビュー|柑橘がふわっと、頭皮はすっきり。アミノ酸設計×薬用のバランスが秀逸
フケ・かゆみ・ベタつき…頭皮が揺らぐ季節こそ、処方のやさしさと洗浄力の両立がカギ。2025年に刷新された無印良品の「植物発酵液 薬用スカルプシャンプー」は、有効成分グリチルリチン酸2Kで地肌の炎症をケアしつつ、アミノ酸中心の洗浄設計でマイルドに洗えるのが魅力です。価格は1,490円/400mL。香りは爽やかなシトラスハーブ系で、毎日使いにちょうどいい“軽やかさ”。本記事では体験メモに加え、処方の要点、口コミ傾向、他社との違い、買う/買わないの判断材料まで丸ごと解説します。




季節・トレンド解説|2025年シリーズ刷新&話題の“発酵×薬用”
無印は2025年に植物発酵液ヘアケアシリーズを投入・拡充。新スカルプラインは医薬部外品になり、地肌ケア訴求が明確に。ブランドの特集ページやニュースリリースで、天然由来成分100%やシトラスハーブの香りを前面に打ち出しています。 また、公式レビューは現時点で★4.8/5(21件)と高評価で、初回は携帯用→本体へ乗り換える声も。
商品概要・スペック
商品名 | 植物発酵液 薬用スカルプシャンプー(無印良品)【医薬部外品】 |
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販売名 | M薬用シャンプーSA |
価格/容量 | 税込1,490円 / 400mL(詰替340mLあり) |
香り | シトラスハーブ(トップ:オレンジ/レモン/ライム/ベルガモット、ミドル:ユーカリ/セージ/バジル/アオモジ/エレミ、ベース:シダーウッド) |
有効成分 | グリチルリチン酸2K(消炎) |
洗浄設計 | アミノ酸系中心(例:ラウロイルメチルβ-アラニンNa液 ほか)でマイルドに洗浄 |
特徴成分 | 3種の発酵液+植物由来タンパク、10種の植物エキス(ツボクサ/カモミラ/ホップ/チンピ等) |
フリー項目 | 合成香料無添加・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・シリコンフリー |
推奨悩み | フケ/かゆみ対策、地肌のすっきり感、しなやかな仕上がり |
実際に使ってみた感想(体験メモ)
良かった点
- 香り:「シトラス?柑橘系のいい香り」。トップに柑橘が立ち、バスルームに爽やかさが広がる。
- 泡立ち/洗浄:「泡立ちはすぐ。洗浄力も問題なし」。アミノ酸中心でもモコっと立つ泡で摩擦少なく洗える印象。
- 頭皮の落ち着き:通常の植物発酵液シャンプーより優しい仕上がりで、かゆみが治まってきた(個人の実感)。
気になった点
- メントールの清涼感は控えめ。強刺激の爽快感を求める人はミスマッチの可能性。
- しっとり系トリートメントと組み合わせると、髪質によってはやや重く感じる人も(後述の相性TIPS参照)。
総評:「200円アップでもスカルプを選びたい」と思わせる、バランス型の薬用スカルプ。日常使いでの継続性が高いです。
他ユーザーの口コミ・評判
良い口コミ
- 「モコモコ泡ですっきり。少量でもヘタらない泡」(公式レビュー)
- 「香りは控えめな柑橘で毎日使いやすい」(公式レビュー)
- 「頭皮のニオイが気にならなくなりリピ確定」(公式レビュー)
- @cosmeでも「低刺激で使いやすい」の声(シリーズ全体)
悪い口コミ
- 「清涼感は弱め。夏のキンとした爽快感は別ラインの方が好み」(要旨)
- 「髪が少し乾燥する感じがした」(携帯用レビューより)
※2025年8月時点、公式レビュー21件・★4.8/5。軽めの爽快感・控えめな香り・泡立ちの良さが共通のポジ評。
他社スカルプ系との比較(アンファー/キュレル/コラージュ)
商品 | 有効成分 | 洗浄の傾向 | 価格/容量の目安 | 特長 | 向く人 |
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無印:植物発酵液 薬用スカルプ | グリチルリチン酸2K | アミノ酸中心でマイルド | 1,490円/400mL | 10種の植物エキス+発酵液。柑橘ハーブの香り | 低刺激×毎日使い重視 |
アンファー:スカルプD(オイリー/ドライ等) | ピロクトンオラミン+グリチルリチン酸2K+アラントイン | 皮脂・フケ菌対策を積極に | 約3,000〜5,300円/350mL(公式/流通により変動) | タイプが豊富。メンズ寄り・清涼感強め構成も | フケ・ニオイを本気対策したい人 |
花王:キュレル 薬用シャンプー | グリチルリチン酸2K | 洗浄力はややしっかり(ラウレス硫酸ベース併用の評価あり) | 約1,100円/420mL(編集部調べ/流通価格) | 無香料・敏感肌向け訴求 | 香りなし×価格重視の敏感肌 |
持田:コラージュフルフルネクスト | ミコナゾール硝酸塩+ピロクトンオラミン | 抗真菌アプローチが明確 | 3,300円/400mL(メーカー希望) | 低刺激・無香料。フケ原因菌ケアを前面に | 原因菌対策を最優先 |
結論:「とにかく強く攻める」処方が苦手なら、無印は“毎日続けられるライン”として最有力。フケ/かゆみが深刻で、抗真菌まで必要と感じる場合はコラージュ、皮脂やニオイを強めに攻めたい人はスカルプDも候補。香り無添加で安定運用ならキュレルが手堅いです。
購入前の注意点(サイズ・在庫・デメリット)
- 清涼感は穏やか:「スースー」を期待しすぎると物足りない。メントール強めが好みなら他ブランドも検討。
- 仕上がりの軽さ:細毛・ハイダメージ毛は単品だと軽すぎることも。保湿系トリートメントで調整を。
- アレルギー配慮:植物エキス多配合。心配な方はパッチテストや試供サイズ(携帯用)から。
こんな人におすすめ
- 低刺激×薬用で毎日地肌ケアしたい人
- 柑橘ハーブ系の香りが好きな人
- 1,500円前後でコスパ良く続けたい人
- 「強すぎる爽快感」は苦手だけど、すっきり感は欲しい人
活用シーン/TIPS(便利な使い方)
- まずは1プッシュ×2回洗い:スタイリング剤が多い日は予洗い→1回目で皮脂と整髪料を浮かせ、2回目で地肌を丁寧に。指腹で円を描く。
- 泡パック30〜60秒:有効成分を地肌にとどめる意識で。爪は立てない。
- トリートメントは軽め〜中程度:根元は避け、中間〜毛先に。重い仕上がりを避けたい人はリンス/軽めのコンディショナーを薄めに。
- ニオイ対策を底上げ:ドライヤーは地肌最優先で速乾。半乾きは逆効果。
メリット・デメリットまとめ
メリット | デメリット |
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専門家コメント(成分視点・短評)
有効成分グリチルリチン酸2Kで炎症を抑える軸を置きつつ、アミノ酸系洗浄剤(ラウロイルメチルβ-アラニンNa液ほか)で刺激を抑えたデイリー運用向き。10種のボタニカル(ツボクサ/カモミラ/チンピ/ホップ等)も後押し。
開発背景・サステナビリティ(簡潔)
シリーズは2025年発表。天然由来成分100%と“発酵”の考え方をヘアケアに展開。価格も手が届きやすく、継続しやすさをデザイン。
FAQ(よくある質問)
- Q1. 香りは強い?
- バス中は柑橘がふわっと、残り香は控えめ。家族と共有しやすい香調です。
- Q2. 清涼感はある?
- メントール感は軽め。強いクール感を求めるならスカルプD等の清涼系も検討。
- Q3. 敏感肌でも使える?
- 弱酸性・フリー設計。とはいえ植物エキスが多いので、敏感な方は携帯用でのパッチから。
- Q4. フケ・かゆみには効く?
- 有効成分グリチルリチン酸2Kで炎症由来のかゆみケアが軸。菌由来のフケが主因なら、抗真菌のコラージュ系がより適します。
- Q5. ダメージ毛でもOK?
- 軽めに仕上がるので、毛先は保湿系トリートメントで補完を。
- Q6. ライン使いの相性は?
- 同シリーズのコンディショナーは重さが気になる髪には薄め/少量推奨。アウトバスは軽めのミルク/オイルを。
- Q7. どこで買える?
- 無印良品の店舗/ネットストア。価格は1,490円/400mL(時期・店舗で変動する場合あり)。
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まとめ・購入リンク(CTA)
毎日使いの薬用スカルプを探しているなら、無印は“ちょうど良い”。柑橘ハーブの香り・軽い清涼感・低刺激設計で、日常ケアを続けやすいのが最大の美点。まずは携帯用→よければ本体へ。
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※本記事は2025年8月16日時点の情報をもとにしています。価格・在庫・仕様は変動します。購入前に公式表示をご確認ください。
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